モビリオ 車中泊用のフラットベッドを
アルミフレームで自作DIYしています。
モビリオはそのまま倒しても完全な
フラットにはなりません。
凹凸がひどくクッションなどを使っても
段差がなくなりません。
そこでアルミフレームを使って
フラットベッドを作ってみました。
1. はじめに
フラットベッドで一番悩むのはこの部分。
1列目シートを後ろ、2列目シートを前に
倒すとお互い接して隙間はできません。
しかしシートの段差が大きい・・・
1列目シートを倒さずそのままで、
2,3列目だけでも寝ることはできますが、
手足を伸ばして寝るにはちょっと狭い。
シートを倒したときに2列目が最も高く
なるため全ての高さをここに合わせます。
2. 1列目シートにフレーム設置
そこで1列目シートの高さを2列目に
合わせるように作りましょう。
イメージは下の図のような感じです。
1、3列目のシートの上にフレームで枠を
作って2列目シートの高さに合わせます。
これによりメリットが生まれます。
(2列目フレームを使わないメリット)
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・ベッド設置の時間が短縮できる。
・コストダウンになる。
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フレームの使用量をなるべく少なくして、
コンパクトな設計にしたいですね。
1列目シートにフレームを設置すると、
このようになります。
運転席と助手席をまとめてフレームの
使用量を少なくしてみました。
ハンドルの下までフレームが届いており、
最大スペースを確保できます。
フレーム長さが1,000mm以上になっており
たわみ量が少し心配です。
たわみ量の計算はこちらの記事で
紹介しています。
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(参考記事)
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私や子供の体重だと大丈夫そうですが、
もし大きくたわむときは中央に梁と足を
追加してみます。
(結果は問題ありませんでした)
3. さいごに
こうやってフレームを組んでみると、
車内では設置スペースがあまり取れません。
(20×20)mmサイズでギリギリです。
高さも結構ばらばらなので足の高さが
調整できる構造が望ましいですね。
作った後で斜めになることもありそうです。
しかし案外揺れたり、がたつくことは
少なく感じました。
ピッタリに作っている分、車体との隙間が
ないので動かず安定感はあります。
後ろから見た様子です。
ハンドルまで一直線なフラットです。
ちょっとしたバンのような感じになります。
ここまで全て倒すとモビリオでも十分広い
空間を得ることができます。
また高さ方向もスペースを取るために、
フラット高さはギリギリにしてみました。
最も高い2列目シート面に合わせて、
そこに約12mm厚の板が載ります。
このフラット化の問題は1列目フレームが
大きいため、シートを倒した後に工具を
使ってフレームを組立てる必要があります。
それでも10分ほどでベッドになりますが、
夜間だと少し手間ですね。
今後改善が必要そうです。
次にフレームの上に置く板を加工します。
ベッドを組み立てるとき簡単にすぐに
設置できるかがポイントになりそうです。
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(モビリオベッド 参考記事)
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またスズキアルトでも車中泊用ベッドを
アルミフレームで作っています。
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(参考記事)
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(他の製作品はこちらから)
スズキアルト車中泊用ベッド、ロードバイク車庫、
サンルーム、テラス屋根、脱衣所の棚など。
「製作集」
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今までアルミフレームを使ったことがなく、
初めて挑戦したい方にお助けアドバイスを
無料で実施していますので、
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