脱衣所の棚ですが、構想から具体的な図面を
書いていきましょう。
図面はおなじみの3D CADです。
このCADソフトはアルミフレームやパイプで
構造を作るときに大変便利で、
書いた図面を色んな角度から見れます。
またテラス屋根のような大物から小さな棚まで
大きさを問わずに書くことができます。
また部品表に落としてくれるので、
フレームの長さを計算してくれます。
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(参考記事)
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1. 衣類を収納する棚
皆さんも同じだと思いますが、
脱衣所には置きたいものが多く収納を
たくさん必要とします。
そこで5段の棚にしました。
当初一人辺り2個のBOXを使う予定でしたが、
家族からの要求で一人3個のBOXに変更。
高さは1.8mくらいを考えています。
もっと高くして階段を付けてもよかったのですが、
据付の木の棚が上にあるので干渉します。
これを3D CADで見るとこんな感じ。
各段には底板を取り付ける予定です。
側面や奥側、手前には何も取り付けません。
ただフレームには溝加工があるので、
例えば手前をカーテンにしたい場合などは
そのままその溝を利用できます。
フレームはパイプと違って機能を
付加する場合に自由度を発揮します。
やはりフレームはこのようなBOX構造を
造るのが簡単でいいですね。
CADソフトの使い方も少しは慣れてきました。
今度は基準線を間違えたりはしませんよ(笑)
高さ1.8m、幅0.88m、奥行き0.34m
となっており、1段目の高さが0.6mで
2段目以降は0.3mの高さとなっています。
(図面上では寸法文字が小さくすいません)
2. 洗濯機上の収納棚
続いては洗濯機の上の棚です。
こちらには汚れ物を入れるカゴを置きます。
しかしここは据付の洗面台や洗濯機があるため
これらがある状態で棚を作る必要があります。
それでも全然大丈夫!
2cmちょっとの隙間があれば
フレームを通すことができます。
大人の親指の幅がだいたい2cmなので、
このスペースがあれば設置することが
できるんです。
その様子は製作記事で詳しく。
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(参考記事)
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3D CADで書いてみるとこんな感じです。
こちらの棚は1段で、下には洗濯機が入ります。
棚には底板を取付け、他の面には何もつけません。
これを既に設置された洗濯機に後付けで
据付けられるの?っと思われるかも
しれませんね。
大丈夫、簡単ですよ!
なぜなら組みあがった棚を設置するのではなく、
フレームを1本ずつ通して洗濯機の上で棚を
組み上げるからです。
詳しくは製作編を見て下さいね。
高さ2m、幅0.6m、奥行き0.64m。
洗濯機よりも柱が出ないようにしています。
また2本だけ柱が2mと長いのが特長。
収納棚よりも高くなっています。
実はこの上に両方の棚を連結する梁がきます。
3. 脱衣所棚 全体図
全体像を見るとこんな感じです。
何とも不思議な感じでいかにもDIY品ですね。
こんな物、売っていませんから。
両棚を連結する梁の部分にハンガーを
かけることができます。
また高さを2mとしているので邪魔にならず、
視界にもそれほど入ってきません。
もし少し高いと感じれば100均でS字フックを
2個購入して別の棒をかければOK。
収納棚と洗濯機上の棚の連結はそれぞれを
実際に据付けないとわかりません。
しかしフレームは位置の調整がとても
簡単なので現場ですぐに合わせられます。
物としては結構大きくなっていますが、
これが脱衣所に入るとどんな感じになるのか?
さあ、楽しみですね (*゚▽゚)ノ
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(関連記事)
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(他の製作品はこちらから)
スズキアルト車中泊用ベッド、ロードバイク車庫、
サンルーム、テラス屋根、脱衣所の棚など。
・製作集
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