1. はじめに
ここではアルミフレームを使ってアルトの
車中泊用フラットベッドを製作しています。
しかもこのベッドは遠方の友人からの依頼で
設計、加工は私が担当、最終組立ては友人が
担当する分業となっています。
設計には3D CADを使い、図面で構造や
寸法をお互い確認しています。
自分でイメージしたものを形にする
オーダーメイドになっていますので、
興味があればこちらもご覧ください。
===================
(アルト車中泊用ベッド関連記事)
===================
2. 分解
せっかく組み立てましたが、
輸送するためにこれを分解します。
組み立てた状態では大きすぎますからね。
アルミフレームの利点は分解してもまた
同じように組み立てられることです。
木材では繰り返し組み立てると結合部が
摩耗しますが、アルミフレームは大丈夫。
しかも組立ても簡単なので大物を作って
送ることが可能です。
ブラケットを外してフレームを分解すると、
部品はたったこれだけになります。
意外と少ないですね~
ボルトやブラケットもたったこれだけ。
ナットは全てナットフォルダーでフレームの溝内で
固定されていてありません。
分解したフレームを重ねてみると、
こんなコンパクトになります!
長さが約1,200mm、幅と高さは60mmです。
これだと十分輸送できますね。
ここもアルミフレームの良い点です。
他の木工品など一度分解すると、
次に組み立てるのが大変となります。
しかも釘などは同じ場所に2度打ちできません。
しかしアルミフレームは何度でも同じように
組立てることができるので、このように分解して
輸送することが可能となります。
3. 梱包
フレームを重ねただけでは動いてしまうので、
まずはラップで巻いて固定します。
これはメーカの輸送方法のパクリです(笑)
ブラケットとボルトは小袋にまとめます。
そしてこれらを一緒に梱包用プチプチシートで
ラッピングすれば梱包完成です。
完成品から考えると、だいぶコンパクトです。
組立てると長い方向で約2mはありますからね。
これを友人宅に送ったら送料が
¥1,000ちょっとで済みました。
全て金属なので輸送途中で割れたり破損する
ことは基本的にありません。
そのため安心して送ることができます。
4. 組立て手順書
これで私の作業は終了となりますが、
友人は初めてフレームを手にするため
簡単な組立て手順書を作成することに。
このあたりは仕事の癖ですね~(笑)
写真と現物だけでも十分組立てできますが、
やはり手順書があれば参考になります。
こちらが作成したものです。
(ファイル添付がうまくできなかったので
写真のみです)
手順書といっても簡単なもので言葉説明はなく
写真だけで作っています。
これだけでもどこを結合するかがわかります。
これを組み立てるために必要な工具は
六角レンチ(サイズ4)のみです。
簡単でしょ! ヽ(‘ ∇‘ )ノ
M5のボルトを締めるだけでこの構造が
作れますので、初心者でも大丈夫!
5. さいごに
後は友人がこれを無事に組み立ててくれれば
2人の共同製作品の完成です。
どんな感じになっているか楽しみです。
初めてアルミフレームを使う場合は寸法ミスや
失敗など不安があるかと思います。
そのようなときは一度、このような形で
触ってもらうことで理解が深まると思います。
=====================
(アルト車中泊ベッド 関連記事)
=====================
アルト以外にも車中泊用ベッドをフレームで
製作していますのでご覧ください。
=====================
(車中泊ベッド 関連記事)
=====================
————————–
今までアルミフレームを使ったことがなく、
初めて挑戦したい方にお助けアドバイスを
無料で実施していますので、
御質問、御相談等はお気軽に連絡下さい。
————————–