1. はじめに
階段下収納スペースが使いにくいので、
アルミフレームを使って可動式収納棚を
自作DIYしています。
これまでは収納棚の構想や製作過程を
紹介してきました。
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(前回までの記事)
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今回は実際に使っている様子や使用部品、
製作費用をまとめて紹介します。
2. 階段下収納の使用方法
お恥ずかしいですが、まずは今の
階段下収納の様子を見てみましょう。
物を床の上に直起きして乱雑な感じです。
しかも上の方にはスペースも余っており、
有効的に使えていません。
まずは一旦、全ての荷物を外に出して
何もない状態にリセットしましょう。
そして収納していた物を作った収納棚に
載せ替えてみます。
載せ替えた収納棚をそのまま階段下に
収めるとこんな感じになりました。
これまでの乱雑さが嘘のようです。
棚のサイズも設計通りでスペースに
ぴったりと入っています。
収納量も増えてまだ余裕があります。
続いて収納棚の使い方を紹介します。
階段下収納の問題点の一つに扉の
開口面が狭いことがあります。
この扉はここまでしか開かずに
とても物が出しづらい・・・
狭い廊下で物の出し入れや整理整頓が
とてもやりづらい欠点がありました。
しかしこれからは違います。
製作した収納棚の幅はこの扉1枚分と
ほぼ同じサイズになっています。
使いたい収納棚の扉側だけを開ければ
出し入れできるようになっています。
このように扉を片側だけ開けて収納棚を
引き出すと簡単に出てきます。
棚の奥行きは廊下の幅とほぼ同じなので、
完全に引き出すとこんな感じです。
こうなれば物の出し入れは簡単ですし、
何があるのかも一目でわかります。
また整理整頓するときは別の場所に
移動できるのでとても便利です。
次に手前の収納棚を引き出してみます。
こちらも同じように手前の扉だけを
開けて収納棚を引き出します。
このままでは開けた扉が邪魔になるので
収納棚を奥へずらして扉を閉めます。
どうですか?
だいぶ使いやすくなったと思いませんか。
市販品でここまで合う棚はないので、
このぴったり感はDIYならではです。
以前の階段下収納と新しく作った
収納棚の特徴を比較してみましょう。
(以前の階段下収納)
・乱雑で見た目が悪くわかりづらい
・奥の物を取る時はやりづらい
・重い物の出し入れが大変
・廊下が狭いので整理整頓がやりづらい
(新しい階段下収納)
・見た目がスッキリで収納物がわかる
・物の出し入れ時に中に入る必要がない
・棚に載せるだけなので出し入れが簡単
・棚ごと移動できるので整理整頓が楽
この収納棚のおかげで好きでなかった
階段下収納スペースがお気に入りに!
皆さんも試してみては如何でしょうか?
3. 使用部品、製作費用まとめ
この収納棚を作るに際して100均部品を
利用してコストを抑えようと考えました。
ブラケットに代わる構造部品を置き換えて
減らした結果、このようになりました。
M5の3種ナットや皿ネジ、ボルト類も
使いましたが費用にすると微々たるもの
なので割愛しています。
私はネジを卸業者様から直接購入するため
様々なネジが非常に安く手に入ります。
フレームは仕方がないとしてブラケットが
かなり少なくなっています。
その分L型隅金や金折隅金を多用しました。
専用ナットも減らしてM5 3種ナットに
置き換えています。
その結果、製作費用は2台で約1万円です。
構造部品に100均部品を多く使いましたが、
問題なく作れたと思います。
アルミフレームに利用できる100均部品は
次の記事にありますのでご覧ください。
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(参考記事)
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4. さいごに
これで階段下収納棚のDIYは終了です。
住宅の収納スペースは便利ですが、
使いにくい場所も多々あります。
折角のスペースが活かしきれず収納量が
確保できなかったり整理整頓ができずに
何があるかがわかりくかったりします。
限りある収納スペースなので無駄な空間を
作らずに有効活用したいですよね。
そんなときはこんな可動式収納棚があると
これらの問題が解決しますよ。
収納量も確保できて出し入れも簡単。
何があるか一目でわかるのもいいですね。
市販品の棚だと寸法や高さが合わないので
DIYで作られることをオススメします。
自分が欲しいものが手に入りますよ。
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今までアルミフレームを使ったことがなく、
初めて挑戦したい方にお助けアドバイスを
無料で実施していますので、
御質問、御相談等はお気軽に連絡下さい。
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(他の製作品はこちらから)
スズキアルト車中泊用ベッド、ロードバイク車庫、
サンルーム、テラス屋根、脱衣所の棚など。