テラス屋根の質問・疑問集

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テラス屋根の質問、疑問集

 テラス屋根のDIYは多くの人に関心を

持ってもらい、御質問もいただきます。

そこで寄せられた質問や疑問を

まとめましたのでご覧ください。




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(質問)

 テラス屋根の傾斜の付け方は?

(回答)

 テラス屋根の傾斜は使用するコネクタに

よって異なります。

私は当初、3通りの方法を考えました。

それぞれ一長一短ありますので、

状況に合わせて使い分けてください。

使用コネクタメリットデメリット
アウターコネクタ構造が単純で 費用が安い低角度のみ
インナーコネクタR型費用が安く角度も調整できる補強が困難
フリーコネクタ角度が自由に 調整可能費用が高い

・アウターコネクタを使う場合

 私が実施したのはこの方法です。

部品費用が最も安いことが理由です。

しかも比較的大きい屋根だったので

傾斜が緩やかで済むこともありました。

方法は至って単純で強引にパイプを

傾けて両端をコネクタで固定するだけ。

そのためコネクタの爪がきちんと

嵌っておらず隙間が少しあります。

===================

(参考記事)

 「コネクタの種類と強さ

===================

私の場合は結果的に上手くいきました

組立てた感想では、

  屋根傾斜がこれ以上急角度

  パイプが短くたわみにくい

であれば無理だったかもしれません。

写真は屋根の下にくる垂木パイプと

梁パイプの連結様子です。

本来、垂木パイプは梁パイプの上に

位置しますが、強引に曲げています。

拡大すると右のパイプにコネクタが斜めに

連結していることがわかると思います。

しっかり締めて外れる感じはしませんが、

正規の接合強度は取れていないと思います。

・インナーコネクタ型Rを使う場合

 これを使えば挿入する側のパイプを

自由に回転させることができます。

そのため屋根下の垂木パイプと連結する

梁パイプを回転させ傾きを調整できます。

(解りにくいので簡単に作ってみました)

写真の下の長いパイプは横に倒れてますが、

これが垂直に立った柱と考えてください。

(写真が右に90°回転する)

コネクタ型Rに差し込んだパイプは

自由に回転させることができます。

つまりこのパイプを回転させれば、

これと連結したパイプ(右斜め上向き)

角度を自由に調整できます。

これで屋根の傾斜を作ることができます。

ただしコネクタ型Rを使って連結している

パイプどうしの角度がずれてしまいます。

そのためポイントコネクタなど使用できず

補強を入れられなくなります。

つまり強度の取り方が難しくなります。

私の場合、屋根幅4mほどで柱の数も

増やしたくなく強度が不安でした。

そのためこの方法は見送りました。

もし補強が必要なく柱だけで強度が

確保できる屋根であれば利用できます。

・フリーコネクタを使う場合

 これまでの方法は利用できるケースが

断定的で常に使えるものではありません。

一般的に考えるとこの方法が王道で

どんなケースでも利用できます。

しかしその分、コストが高い・・・

これはコネクタで角度を調製できるため

パイプどうしの連結は関係ありません。

しかも自由に角度調整もできます。

私の場合、この家は賃貸なのでコストを

掛けたくないという考えがありました。

このように傾斜の付け方はいくつかあり、

構造状の制約や兼ね合い、必要強度など

総合的に考える必要があります。

そのため構造全体を見ながら考えた方が

いいかと思います。

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(質問)

アルミは錆びないですか?

(回答)

 アルミは雨風に晒されても錆びません。

さらにアルマイト処理がされているので

表面の光沢もそのままです。

約5ヶ月経過したテラスのパイプです。

新品同様の光沢があります。

ただし傷は入るので自転車などを

ぶつけることはNGです。

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(質問) ツ

 波板は外れませんか?

(回答)

 今のところは大丈夫ですね。

風で板が外れたりネジが取れる事は

まだありません。

基礎も動いた形跡はなく問題ないです。

先日、台風21号が上陸して風速15m/sの

強風の中、全く外れることもありませんでした。

もし気になる場合は波板を外せば

風の心配はありません。

約1時間程度でできる作業です。

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(質問)

 パイプだけの費用は?

(回答)

 パイプ関連費用は約25,000円です。

柱サイズを大きくすれば5,000円程度

コストアップすると思います。

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(質問)

 狭い場所でも設置できますか?

(回答)

 全然問題ありません。

アルミパイプを使ったテラス屋根は

自由に設計できるのが特長です。

既製品ではなく自分で形状や寸法を

自由に決められます。

例えば家の脇道に屋根を付けたり、

凹形状に屋根をつけたりできます。

屋根も台形や切り欠いた形状なども

自由に作れます。

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(質問)

 どんな工具が必要ですか?

(回答)

 私が使った工具とその用途です。

・プラスドライバー :  波板のネジ止め

・六角レンチ    :  パイプ組立て

・電動ドライバー  :  波板用下穴あけ ツ

 (ドリル刃含む)

・スパナ ツ     ツ: ナット締め ツ

・金切ノコギリ   : パイプ切断

・ニッパー     : ワイヤー切断

ほとんど100均で買える工具ばかりです。

パイプ購入時にパイプ切断と穴あけ加工を

依頼すればさらに工具は少なくなります。

ここにない疑問や質問などは気軽に

こちらからお問い合わせください。

 「お問い合わせ

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