1. 100均とアルミフレーム
100均には色んな部品があるので様々なDIYで利用されています。
私も頻繁に100均ショップで何か利用できるものがないかと物色します。
しかし100均には棚や机などを作ろうとした際にベースとなる材料がありません。
そこで便利な物がアルミフレームです。
アルミフレームと100均はとても相性がいいので色んな応用が可能です。
アルミフレームは100均と非常に相性がよく、色んな物が利用できます。構造部品だと金具や金属プレート、ヒンジや鍵などが簡単に利用できます。またアルミフレームの溝を利用してワイヤーネットやコロなどを取り付けることも可能です。ここでは実際に私が利用する100均部品を紹介しています。
しかも木材と違ってボルトで固定するため位置調整が可能で何度でも変更できます。
ここではアルミフレームとワイヤーネットを使って自由に高さやレイアウトを
変更できる自在棚を紹介します。
普通の棚は段数や段間隔を一度決めてしまうと
それを増やしたり、間を広げたりすることは
なかなかできません。
しかしアルミフレームを使えばフレームの持つ
固定調整機構により自由にアレンジできます。
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(参考記事)
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100均の持つコストパフォーマンスと
アルミフレームの持つ自由で強度がある
構造がマッチした棚となっています。
2. 使用部品
使用する部品リストです。
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・アルミフレーム(20mm角)
1,500mm・・・2本
280mm・・・2本
・フレーム専用ナット
・皿ネジ、六角ネジ M4
・棚受金具 10個
・ワイヤーネット 4枚
・金折隅金 4個
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アルミフレームの長さは作りたい棚に
合わせて準備します。
ワイヤーネットと棚受金具が1セットで
1段になるので、必要な段数分用意します。
3. 作り方
①棚受金具をフレームに取付け
棚足となる棚受金具をフレームに取付けます。
この部分は棚の大きさによって選定してください。
各段で使用する金具と違う種類でも構いません。
フレーム溝に専用ナットを入れて
棚受金具をネジで締め付ければOKです。
取付位置はフレームの端にL字足になるにします。
これを1,500mmフレーム2本とも取り付けます。
②金折隅金をフレームに取付け
280mmフレーム両端に金折隅金を取付けます。
ネジは六角ネジもしくはナベネジを使います。
取付方法は①と同じ要領で、
2本とも同じように取付けます。
③フレームどうしを連結
①と②で作ったフレームを連結します。
①で作ったフレームの間に②のフレームを
入れて凹字型にします。
このとき上側のフレームはまだ取付けません。
④ワイヤーネットと棚受金具を取付
①と同じ要領で棚受金具をそれぞれ取付けて
ネットの網目を通しながらワイヤーネットを
棚受金具の上に置きます。
棚受金具の穴に針金を通してワイヤーネットを
固定すれば1段目の完成です。
これを必要な段数分行います。
⑤280mmフレームを取付
最後に280mmフレームを上側に
固定すれば完成です。
棚が安定しないときは棚足となる
棚受金具を増やしてください。
4. 使用方法
棚の段数や段ピッチは自由自在に
調整することができます。
棚受金具の位置を調整するだけで各段の
位置を変更でき、ネットを追加することで
段数を増やすこともできます。
また違ったアレンジも可能!
例えば1段おきに棚を逆向きに取付けると
こんな棚に大変身。
フレームは4面ともに溝加工があるので、
どの面にも棚受金具が取り付けられます。
こちらは1本のフレームの4面を使って、
棚受金具を1段ごと90度ずらして
取り付けた棚になります。
するとらせん状の棚の出来あがりです。
このように棚の形状や組み合わせは無限に
ありますので、お好みの棚を作れます。
5. 費用
この自在棚の費用ですが、ほとんどが
100均の部品なのでリーズナブルです。
棚1段分はワイヤーネットと棚受金具、
ネジと専用ナットで合計¥300です。
アルミフレームは¥700/m程度なので、
使用する長さと段数がわかれば大まかな
費用は計算できます。
さて、如何だったでしょうか?
アルミフレームは幅広く応用でき、
100均部品との相性が良いことを
紹介できたと思います。
皆さんの自分だけのオリジナル棚を作って
見ては如何でしょうか?
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今までアルミフレームを使ったことがなく、
初めて挑戦したい方にお助けアドバイスを
無料で実施していますので、
御質問、御相談等はお気軽に連絡下さい。
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