アルミフレームにはいくつか種類があり、
次の項目で分類されています。
1. 断面形状
2. サイズ
3. 表面処理
ここでは各分類を詳しく見ていきます。
1. 断面形状による分類
フレームの断面形状はいくつか種類があります。
違いは、ブラケット形状、重量、組立て方法などで
コストや強度はさほど変わりません。
(20×20mm)サイズは表中上段の形状のみで、
私はこの形状をよく使用しています。
また標準品ではありませんが、表上段フレームには
(15×15mm)サイズもあります。
ブラケットやアクセサリの種類は少ないものの、
(20×20mm)サイズとの連結もできます。
組立てでは表中下段の形状が最も簡単なため、
サイズを気にしないのであればオススメです。
表中のフレームは断面が全て四角形ですが、
円柱状のフレームもあります。
どちらかというとイレクターパイプに近いですね。
断面形状が異なるフレームでも連結することが
できるのが便利です。
例えば棚にハンガーをかけるフレームを付ける場合、
棚部分は四角形フレームで造り、ハンガーラックは
円柱フレームを使うとスマートにできます。
この円柱フレームは写真のような高強度タイプの
断面形状や逆に中空になった計量タイプのものなど
使い分けができるようになっています。
外径も細いもので19mm、太いもので53mmと
バリエーションも豊富です。
当然、ブラケットやアクセサリも充実しており、
湾曲したフレームなどもあります。
いつかこの円柱フレームを応用した作品を
お見せできればいいですね。
2. フレーム断面サイズ
フレーム断面サイズは断面形状によって
最小サイズが異なります。(最小20×20mm)
大きいサイズは断面形状による違いはあまりなく、
(60×60mm)くらいまであります。
それよりも大きいサイズはそれらを並べて
長方形の形となります。
(例えば、60×120mm、60×180mmなど)
いずれもフレームサイズも標準品でブラケットや
アクセサリが一通り用意されています。
いつか(50×50mm)サイズのフレームを使って
カーポットを造ろうかと考えています。
フレーム長は定尺で4mですが、特注で6mまで
あるようです。
逆に短い長さであれば、長さを指定することで
安く購入することもできます。
3. 表面処理
いずれのフレームにも表面にはアルマイト処理が
施されているので、耐腐食性はあります。
メーカの資料を見ると、海水が流れる場所に作った
橋が1年以上経っても錆や劣化が見られないという
報告もあります。
標準品は金属色である銀色ですが、
黒アルマイト処理をして黒色にもできます。
見た目は黒色の方がかっこいいのですが、
費用が約2倍ほど高くなってしまいます。
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今までアルミフレームを使ったことがなく、
初めて挑戦したい方にお助けアドバイスを
無料で実施していますので、
御質問、御相談等はお気軽に連絡下さい。
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(参考ページ)