1. はじめに
アルミフェンス を自分でDIYできるって
ご存知ですか?
実は意外と簡単に作ることができます。
私が初めて作ったフェンスはこちらです。
幅8m、高さ1.8mの目隠しフェンスです。
このサイズでも自分で作れば6万円程度で
手に入ります。
またこのフェンスには続きがあり最終的には
約20mのフェンスとなっています。
こちらはアルミだけのフェンスに緑などを
飾りつけしたものです。
単に板材を貼り付けたフェンスだけでなく、
ちょっとした装飾やアレンジもできます。
野地板とアルミパイプを使って高さ1.8m、幅8mの目隠しフェンスをDIYしました。独立基礎を作ってそこにアルミパイプを建てて塗装した野地板を貼り付けます。板の貼り方を工夫したことで目線が隠れて風が抜けるフェンスとなっています。しかも製作費用はナント6万円以下!?
ここでは「LINK YOUR DESIGN」という
オンライン上で一緒にDIYする活動を
行っていますが、そこでもフェンスDIYは
人気があり相談をよくいただきます。
一般的にはフェンスの柱にアルミを使い、
そこに板材を取り付けてDIYします。
板材は野地板や人工板など好みに合わせて
使い分けることができます。
実際にこれまでオンライン共同DIYで
作ってきたフェンスです。
DIYなので色んな形や種類のフェンスを
自由に作ることができます。
これらは全て初めてのフェンス作りですが、
こんなに立派なものが作れました。
意外とアルミフェンスは作れるんです。
ここではアルミを使ったフェンスの
DIY方法の特徴と作り方を紹介します。
2. アルミフェンス の特徴
アルミはフェンス柱に適した材料です。
メーカ品も多くがアルミで作られています。
これには次の理由があります。
(耐久性が上がる)
フェンス柱にアルミを使えば
フェンスの耐久性をアップできます。
フェンス柱は地面に接するため湿気に
晒され腐食しやすい箇所です。
しかしそこにアルミを使えば腐食せず、
サビないため高い耐久性が得られます。
(基礎が作りやすい)
フェンスを建てる際に基礎が必要です。
基礎はコンクリートで作りますが、
アルミはコンクリート中にそのまま入れて
使うことができます。
そのためフェンス柱を仮固定した後に
コンクリートを流し込んで固めることで
フェンスを作ることができます。
このようにアルミは木材にない特徴があり
フェンス作りには最適ですね。
3. アルミフェンス の作り方
アルミフェンスを作る手順は大まかに
次のようになります。
・材料の選定
・フェンス柱を立てる
・フェンス板を取り付ける
これらを詳しく説明します。
3.1 アルミフェンス の材料
まずはフェンスのどの部分にアルミを
使用するかを決めます。
フェンス柱のみをアルミで作る方法と
全てアルミで作る方法があります。
全てアルミで作ると耐久性は高いものの
費用が高くなります。
そのため柱のみをアルミで作って
フェンス板に木材を使うことが多いです。
野地板を使って費用を抑えたり人工板を
使ってメンテナンスを削減したりなど
自分の希望に合わせて作ることができます。
アルミ材にはアルミパイプとフレームが
あります。
いずれも一長一短がある材料で
それぞれ特徴があります。
家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。
アルミフレームは断面サイズで分類されており、(15×15mm)から(100×100mm)まで幅広いラインナップとなっています。断面形状も正方形だけでなく、長方形もあります。そのため用途に応じて使い分けが可能で、例えばカーポートから小さな棚まで幅広いDIYに適応できます。フレームサイズと一緒にブラケットなどの部品もそのサイズ専用となるので注意が必要です。
よく使用するのはアルミパイプです。
アルミパイプは費用が安くコストを
抑えることができます。
また様々な種類があるので用途に合わせて
使い分けることができます。
一方、アルミフレームは見た目が良いので
目立つ場所にはいいかもしれません。
ただしパイプに比べて2割ほど
コストアップします。
3.2 フェンス柱をたてる
材料が決まったら次にアルミを使って
フェンス柱を立てます。
地面に柱を立てる場合や新たに追加で
ブロック塀に建てる場合など
いろんなケースがあります。
地面に直接フェンス柱を立てる場合は
独立基礎を使います。
基礎ブロックを地中に埋めてアルミ柱と
基礎ブロックをコンクリートで固めて
一体化します。
この方法については詳しい記事があるので
興味がありましたらご覧ください。
屋外で柵やテラス、ウッドデッキを作るときに独立基礎は欠かせません。ここではコンクリートブロックとモルタルで作る独立基礎を紹介します。セメントを使うと難しそうですがそんなことはありません。誰でも簡単に作れる方法で、しかもとても安く作ることができますよ。
ブロック塀に追加でフェンスを作る場合は
塀の穴にアルミ柱を差し込んで
コンクリートで固めます。
これはフェンスが高くなりやすく
ブロック塀の仕様によっては転倒する
恐れもあるので充分注意してください。
こちらも実際に行った事例がありますので
興味がありましたらご覧ください。
フェンス柱を立てる際は水平出しや
他のパイプとの高さを合わせるなど
調整が必要になります。
フェンスが小型であれば先にフェンス板を
取り付けて完成した状態で
ブロック塀に固定する事もできます。
この方法はフェンス板の取付が楽なので
とても作りやすいです。
3. フェンス板を取り付ける
コンクリートが固まりフェンス柱が立てば
フェンス板を取り付けて完成です。
ドリルビスなど使って板材をそのまま
フェンス柱に固定します。
アルミは柔らかい材料なので簡単に
電動ドライバーなどで
ビスを打ち込むことができます。
できれば下穴を開けた方が位置ズレ等を
防げるのでお勧めです。
目隠しフェンスのようにな高いフェンスは
千鳥状に板材を配置して風を通すように
する事で強風の影響を減らせます。
こちらは私が作った目隠しフェンスですが
フェンス板を柱の表裏面から交互に
取り付けて風が通るようにしました。
正面から見るとちゃんと視界を遮っており
風が抜けるので大型台風もありましたが、
転倒する気配すらありません。
板が長い場合は両側と中央の3か所を
固定するといいです。
板材を固定すればフェンスの完成です。
作業内容の詳細はこちらで紹介しています。
野地板とアルミパイプを使って高さ1.8m、幅8mの目隠しフェンスをDIYしました。独立基礎を作ってそこにアルミパイプを建てて塗装した野地板を貼り付けます。板の貼り方を工夫したことで目線が隠れて風が抜けるフェンスとなっています。しかも製作費用はナント6万円以下!?
4. さいごに
アルミを使ったフェンスのDIY方法を
紹介しましたが如何でしょうか?
調べるとわかりますが、業者にフェンスを
頼むと意外と費用が高いです。
しかし自分で作ることで場合によっては
半分以下の費用で作れます。
フェンスの作業は難しくありません。
私も最初に目隠しフェンスを作りましたが、
問題なく完成しました。
外構のDIYで最もコストパフォーマンスに
優れたものと思いますので
よかったらチャレンジしてみてください。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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