私は佐賀県に住んでいますが、これまで地元の紹介をしたことがありません。
そこでたまには佐賀の観光スポットを紹介します。
もし近くまで来られた際は是非立ち寄ってみて下さい。
今日、紹介するのは佐賀県唐津市呼子町です。
ここは佐賀でも有名で多くの観光客が訪れます。
たまには奥さんと次男の3人で海を見がてら呼子まで行くことにしました。
呼子町は佐賀県の北の方に位置しており、唐津市から車で約45分、
佐賀市からは約2時間程で着く漁業の町です。
呼子の名物と言えば、呼子イカ、呼子朝市、七ツ釜です。
呼子朝市には間に合わなかったので紹介できませんが、
朝市7時から10時くらいまで行われています。
日本三大朝市にも数えられるくらい有名なので間に合う方は是非行ってみて下さい。
次に呼子イカですが、これはイカの活き造りのことで呼子にはたくさんのお店があります。
その中でも有名な店といえばこちらの河太郎です。
この店は呼子の道の駅のすぐ隣にあります。
週末に行くと行列ができているため時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
この日も3人で昼食を取ることにしましたが、残念なことにシケでイカが取れず
活き造りはお預けとなりました。
それでも初めて来た次男も大満足そうです。
新鮮な状態のイカは透明をしており、徐々に白くなっていきます。
この日は冷凍イカだったので初めから白いイカでしたが、
透明なイカを是非味わってみて下さい。
昼食の後は次男に七ツ釜を見せるため遊覧船に乗ります。
この船も呼子港から出ているため歩いて乗り場まで行くことができます。
約40分の遊覧ですが、この日は天気が良くてとても気持ちが良かったです。
呼子は昔、クジラで栄えた町でその名残などを見ることができます。
七ツ釜とは波に浸食されて自然にできた7つの洞窟のことです。
遊覧船では穴の中まで入ることができませんが、近くで変わった形の岩壁を見れます。
この辺りは魚釣りでも有名なスポットなので意外な場所に釣り人がたくさんいます。
ちなみに遊覧船の料金は大人1,800円 、子供900円となってきます。
ここまでが一般的な呼子の名所ですが、最後にちょっとしたパワースポットを紹介します。
この場所は車がないと行けないのであまり観光客も多くありません。
そこは呼子町から呼子大橋を渡った加部島にある田島神社です。
(正面の橋が呼子大橋でその隣の島が加部島)
ここは佐賀県で最も古くからある神社と言われており、
あの豊臣秀吉も朝鮮出兵の際に祈願した由緒ある神社です。
昔は呼子大橋が無かったのでここに来るには舟に乗ってくるしかありませんでした。
そのため神社には船着場があり、そこからすぐに鳥居につながる珍しい神社です。
(船着場からこの鳥居をくぐって階段を上ると本殿があります)
ここに祀られている神様は宗像神社と同じ三女神(田心姫尊、市杵島姫尊、湍津姫尊)です。
その歴史は古く創建は800年前後とされ、九州でも最も古い神社の1つと言われています。
源頼光が寄贈したも言われている鳥居もあります。
ここは有名な神社のように多くの参拝客ご訪れるようなところではなく、
小さな港町にひっそりとある神社です。
神主さんや巫女さんが常にいるわけでなく、
地元の方がボランティアで清掃されている地域に密着した神社です。
そんな静寂に包まれた雰囲気の中、祈りを捧げてみては如何でしょうか。
神聖な空気が身体の中に満たされた気分になりますよ。
またこの本殿の奥には豊臣秀吉が祈願して槍で割ったとされる太閤石もありますので、
よかったら見て行ってください。
唐津市は地元と呼ぶには少し離れた場所ですが、
海と山に囲まれて自然あふれるとても良い街です。
近くまで来られた際は是非立ち寄ってみて下さい。