次に可動フレームの固定を考えます。
このままではすぐに開いてしまうので、
勝手に開かないように鍵を付けることにしました。
ここではマグネットキャッチとフック錠を使います。
このようなアクセサリーが豊富に準備されていて、
簡単に使えることがフレームの利点ですね。
側面は2面に分けたことで動きやすくなっているので
その中間部にフック錠を取り付けました。
さらに手前面もフック錠を取り付けて、閉めた時に
側面と固定できるようにします。
フック錠やヒンジといった部品は実は100均で
販売されているものを少し加工するだけで
簡単にフレームに取り付けられるようになります。
100均部品を応用できることがありますので、
別の記事でまとめたいと思います。
天面にはフレームは使わずダンプラのみです。
ここもヒンジをつけて開閉できるようにして、
マグネットとキャッチをそれぞれ取り付けて、
全てを閉めたときに動かないようにします。
次は壁となるパネルの取り付けです。
雨風を防いでくれるため重要ですね。
ただしパネルサイズが今回はうまくありません。
サンルームを造ったときは市販のダンプラサイズを
ベースに構造体のサイズを決めました。
そのためダンプラをキレイに取り付けれました。
ダンプラは住宅に使えるように考えられていて、
1820×910mmが基本サイズです。
しかし今回の車庫はロードバイクのサイズを
ベースに構造体のサイズを決めています。
そのせいで市販のダンプラではサイズが
足りない箇所が出てしまいました。
そこでフレームで補強しながら2枚のダンプラを
取り付けて製作しています。
ダンプラの取り付けがまあまあ時間を要しました。
1枚もので作れればだいぶ楽だったんでしょうけど。
パネルの取付方法は大きく2通りあります。
外張りとはめ込みです。
両者の違いは以下のページに詳しく説明して
いますので、そちらを参照ください。
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(参考記事)
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手前扉だけをはめ込みにして、
残りの壁は全て外張りにしました。
嵌めこみの方が見た目は良いのですが、
一度枠組みを分解してパネルを入れるため
少し作業がやりにくいですね。
またフレーム造りあるあるですが、
ナットを入れ忘れていることが結構あります。
ダンプラを外張りするときなどは特にです。
通常ナットだと、一度フレームを分解して
ナットを入れないといけないためかなり凹みます。
しかし「後入れナット」を使うと、フレームを
組んだままナットを入れることができるので
かなり便利です。
こちらも「アクセサリ」の中にありますので、
参考にしてください。
全ての面にダンプラを貼り付けました。
しかしこの季節にポリカ製ダンプラを使うと
静電気がスゴイ・・・(。>0<。)
私は普段からパチパチきやすいので大変です。
パネルを貼ってみると思っていた以上に幅が
広くなって全体が大きい・・・
ドロップハンドルであればもう少しコンパクトに
作れそうです。
実際にロードバイクを入れてみると、
バイク専用の家みたいになっていいですね。(*^-^)
側面以外は全てパネルが入っているので、
雨風や他の自転車の接触はしのげます。
マグネットやフックで固定されているので
風が吹いた程度では開きません。
しかも全ての扉を開くと、この開放感!
ショーケースにいれたようでちょっといい感じ。
上、横、手前の面が全て開くので作業がしやすい。
上から見るとこんな感じです。
バイクの出し入れは簡単で天面と手前扉を
開けるだけです。
側面扉はメンテナンスをするときに使用します。
このあたりの自由度は自作DIYのいいところですね。
使いたい用途に合わせて自由に造ることができます。
やはり手間をかけた分だけありました。
またここまで造っても重量的には大人が簡単に
持てる程度になっています。
アルミは軽く、しかもダンプラを使ったことが
重量的に良かったと思います。
さあ、最後に車庫の内装を造りますよ。
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(関連記事)
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