サンルームってあると便利そうですよね?
しかし実際に業者に依頼すると費用が大変!
そんな方は試しに自作しては如何でしょうか?
私が作ったこのサンルームはナント3万円台で
製作できますよ。
ここでは洗濯物を干すためのサンルームを
アルミフレームを使って自作DIYしています。
使用する部品や費用、そしてサンルームの
温室効果や外気との違い、実際に洗濯物を
干したときの乾燥時間などをまとめています。
サンルームを作ることは簡単です。
しかしサンルームで洗濯物を速く乾かす
ことは難しいって知っていました?
自分でサンルームを自作して判った事、
それは、
「洗濯物を乾かすための
サンルームは不要です」
ではどうやって乾かすのか?
それは、
「部屋干しです」
部屋干しは乾きにくいと思われている方が
多いのですが、それは違います。
部屋干しはテクニック1つで外干しよりも
速く乾かせます。
エアコンや乾燥機、除湿器は不要ですよ。
こちらに部屋干しを研究した記事があります。
雨の日の夜間に干しても3時間でおおよそ
乾かすことができます。
良かったらご覧ください。
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(参考記事)
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1. はじめに
せっかく自作したサンルームでしたが、
洗濯物を干した結果、あまり乾きません。
この原因については関連記事を参照下さい。
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(関連記事)
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ここで判った原因を改善することでどれくらい
乾燥が速くなるか調査してみます。
2. 底板の変更 ー除湿ルート改善ー
まずは底板を合板から石膏ボードに変更です。
石膏ボードは合板と異なり強度がありません。
そのため1,820×910mmをそのまま底板に
使用すると中心付近で折れる可能性があります。
まずはサンルームの底板をのせる部分に
フレームを1本追加して補強します。
ホームセンターから9.5mm厚の石膏ボードを
購入して切欠きを加えて設置します。
もうこれで子供がのることはできません(涙)
ダンプラの通気口は加工が少し大変なので
次の一手に残しておきます。
風向きについては扇風機を一番高く伸ばして、
上から下に風を向けました。
まずはこれで天気干しに挑戦です!!
3. 底板変更の効果は?
これまで同様、タオルを使って外干しと
サンルーム内に干した場合とを比較します。
その結果、
両者 引き分け
かなり善戦しました。(*´∇`*)
やはり湿度の排出がうまくいったようです。
底板に合板を使ったときは約2時間経過しても
ルーム内湿度が70%ほどありましたが、
今回はだいぶ下がっています。
そのため蒸発が促進されて天気干しと
同じくらい乾燥したと思われます。
4. USB扇風機で挑戦!
さて次は風向きを改善します。
風を送るために扇風機を使っていましたが、
今度はUSB端子付きバッテリーを使います。
このバッテリーにUSB扇風機を2台接続して
洗濯物に風を当ててみます。
USB扇風機はルーム内の天井付近に設置します。
これだと電源をルーム外からつなぐ必要がなく、
バッテリーを充電すれば何度でも使えます。
また今度は乾燥率も計算します。
このためだけに秤を購入するなんて、
もはやアホです ( ̄△ ̄)
乾かす前の重量からある時間経過後の重量を
差し引いて蒸発した水分量を調べます。
5. USB扇風機では乾かない
前回同様、タオルを使って外干しと比較します。
しかしこの日は風が吹いており、
サンルーム内よりも外の方が風が強い。
この時点で天気干しが有利な感じがしますが・・・
気になるその結果は、
・・・やはり、こういう結果です(T_T)
風があるときの天気干しはかなり強い!
これにはなかなか勝てません ○| ̄|_
このように水分率を見ると、両者にどれくらいの
差があるのかがよくわかります。
やっぱりUSB扇風機の風が弱いのが原因です。
1台のバッテリーで2個の扇風機を回して、
約3時間ほど使用できましたが、
1台あたりの風量が少なすぎます。
どんな手を使ってでも外干しに勝ちたいので、
次は元の扇風機に戻して強風で勝負します。
6. 洗濯物を回転させてみる
これまで洗濯物に風を当てただけですが、
次は扇風機の風力で洗濯物を動かします。
扇風機を強風にして洗濯物に風を当てて、
洗濯干しを回転させてます。
漁港で見るイカの天気干しみたいに、
洗濯物がクルクル回転しています。
ちなみにこの日は雨が降った後で日が出てません。
そのかわり前日以上の強風です。
はたして、その結果は・・・
やっと天気干し同等以上の結果です!
同じ扇風機を使う場合でも単に風を当てるより
洗濯物を回転させる方がより速く乾きます。
しかも全てのタオルが均一に乾いています。
しかしあらためて自然のすごさを感じます。
この激闘の末に感じたことを次回まとめます。
(参考記事)
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今までアルミフレームを使ったことがなく、
初めて挑戦したい方にお助けアドバイスを
無料で実施していますので、
御質問、御相談等はお気軽に連絡下さい。
相談者の声もありますよ。
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