こんにちは、マッティです。
12月24日はクリスマスイブですね。
皆さまはどのように過ごされましたか?
私にとってこの日はクリスマスイブではなく、
弟の命日です。
平成9年のこの日に弟は17歳という若さで
病気により他界しました。
当時、私は21歳で身近で経験した初めての
死でした。
あれから約20年が経ち、一緒に過ごした時間より
亡くなってからの時間が長くなってしまいました。
「てんかん」という病気で突然発作が出て
数十秒間意識が飛んでしまうものです。
これ自体で命を落とすことはありませんが、
二次災害で残念ながら亡くなりました。
亡くなるその日の朝まで普通に生活しており、
まさかこのようになるとは誰も想像すら
しておらず、何の心の準備も出来ていません。
そのため非常にショックが大きかった。
彼の死を受けて、死が身近にあることを意識し、
そして生かされていることが幸せなことと
知ることができました。
「生かされていることに感謝し、
その時間を大切に一生懸命生きる」
私にとって12月24日はこのことを家族と共に
思いだし、再認識する日です。
日々の忙しさや感情の起伏で忘れがちな事を
今一度考える日です。
当然ながら、弟と子供達は同じ時間を共有する
ことは出来ていません。
子供達は遺影でしか弟のことを知りません。
しかし私が弟の生と死を子供達に伝えることで
彼らの中で1日1日を大切にする気持ちが
育ってくれればいいと思います。
そうすることで弟の生きた証が子供達の中に
残り、その先にも続いていくと信じて。
これが今生きている兄として、そして父としての
私の務めなのでしょう。
大介へ
おまえが教えてくれた生きている大切さを
これからも家族や一族に伝え
おまえの生きた証を残し続けていくので
父や母と一緒に見守っててくれよ